男子プロテニス協会のATPは14日、2016年シーズンのATPツアー大会で最も選手に好まれた大会として「ATPワールドツアー賞」をカテゴリー別で発表し、BNPパリバ・オープン、AEGON選手権、イフ・ストックホルム・オープン、ウィンストン・セーラム・オープンが選ばれた。
この賞は、毎年ATPツアーで戦う選手達の投票から選出され、マスターズ1000大会からはBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)、500大会にはAEGON選手権(イギリス/ロンドン、グラス)、250大会にはイフ・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード)とウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード)がこの賞を受賞した。
BNPパリバ・オープンは、ATPワールドツアー・マスターズ1000大会として3年連続で選出された。初めてこの賞が送られた2014年は、カリフォルニア州を彩ったスタジアム2や練習コートの増設、新しい影を利用した構造が初めてお披露目された時だった。
AEGON選手権はこれで4年連続の受賞となった。2013年と2014年はATPワールドツアー250大会として受賞。2015年からATPワールドツアー500大会へグレードアップされ、その後も再び受賞していた。2017年にはセンターコートの観客席が2,000席以上増設される。
ATPワールドツアー250大会で2大会が選出されるのは、1986年以降これが5度目で2年連続となった。
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