男子テニスの国別対抗戦デビスカップ決勝 クロアチア対アルゼンチン(クロアチア/ザグレブ、ハード)は25日にシングルス2試合が行われ、両エースの勝利で初日は1勝1敗となった。
第1シングルスは
M・チリッチ(クロアチア)が
F・デルボニス(アルゼンチン)を6-3, 7-5, 3-6, 1-6, 6-2のフルセットで破り、クロアチアは好スタートを切った。
第2シングルスでは
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が
I・カルロビッチ(クロアチア)に6-4, 6-7 (6-8), 6-3, 7-5で勝利し、アルゼンチンの1勝目をあげた。
2日目には
I・ドディグ(クロアチア)/ F・スクゴール(クロアチア)とL・マイェール/
G・ペラ(アルゼンチン)のダブルスが予定されている。
初優勝を狙うアルゼンチンは、準決勝で
A・マレー(英国)率いる昨年優勝国のイギリスを下して5年ぶりにワールドグループ決勝へ進出。一方、2005年以来11年ぶりの頂点を狙うクロアチアは、準決勝でフランスを破っての勝ち上がり。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:M・チリッチ 6-3, 7-5, 3-6, 1-6, 6-2 F・デルボニス
・シングルス第2試合:I・カルロビッチ 4-6, 7-6 (8-6), 3-6, 5-7 J・M・デル=ポトロ
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:I・ドディグ/ F・スクゴール vs L・マイェール/ G・ペラ
【大会3日目】
・シングルス第1試合:M・チリッチ vs J・M・デル=ポトロ
・シングルス第2試合:I・カルロビッチ vs F・デルボニス
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。
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