男子テニスのスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は30日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
錦織圭は最後ダブルフォルトを犯して力尽き、第4シードの
M・チリッチ(クロアチア)に1-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れて準優勝となった。また、2月のメンフィスオープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)に続く今季2勝目、キャリア通算12勝目を逃した。
>>スイス・インドア対戦表<<決勝戦、錦織は序盤からチリッチの強打に押され、第1セットをあっさり落としてしまう。第2セットは徐々に試合の流れを引き戻し、第10ゲームではセットポイントを握ったが、このチャンスを活かすことが出来なかった。
その後、第2セットだけで7本のブレークチャンスをしのいだ錦織だったが、最後はこの日2本目のダブルフォルトを犯してしまい、1時間37分で敗れた。
両者は今回が12度目の対戦で、錦織の7勝5敗。棄権した今年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に続き2連敗となった。
錦織は11月13日に開幕するATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)に3年連続の出場が確定しており、31日発表の世界ランキングでM・ラオニチを抜いて自己最高タイの4位に復帰することが決まっている。
また、31日から始まるBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)で錦織は第5シード、チリッチは第9シードで出場する。
>>パリバ・マスターズ対戦表<<
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