男子テニスのジェネラーリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、クレー、ATP250)が18日開幕する。日本勢から世界ランク117位の
ダニエル太郎(日本)と同291位の
サンティラン晶(日本)がエントリーしており、サンティランはツアー本戦初出場となる。
現在19歳のサンティランは、オーストラリア人の父親と日本人の母親を持つハーフ。以前はオーストラリアに国籍を置いていたが、現在は日本に変更。ジュニア時代には全豪オープンジュニアのシングルスでベスト4進出などの成績を残している。
今シーズンは、下部大会ながら5月の2週連続優勝を含む4度の優勝と頭角を現しており、世界ランキングを現在は291位まで浮上させている。
主催者推薦枠での出場となった今大会では1回戦で第8シードの
J・シュトルフ(ドイツ)と顔を合わせる。
また、ダニエル太郎は1回戦で主催者推薦出場の
J・メルツァー(オーストリア)と対戦する。
現在34歳のメルツァーは左肩の故障で長期間ツアーから離れており、今大会が約1年ぶりのツアー大会出場。2010年の全仏オープンでベスト4進出の成績を残し、世界ランキングでは2011年に8位を記録した。
今大会のシード勢は第1シードに
D・ティエム(オーストリア)、第2シードに
P・コールシュライバー(ドイツ)、第3シードに
M・グラノジェルス(スペイン)、第4シードに
P・ロレンジ(イタリア)となっており、上位4シードは1回戦免除で2回戦からの登場。
昨年はコールシュライバーが決勝で
P・H・マチュー(フランス)を下して優勝を果たした。
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