【現地レポート】テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会2日目の23日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク93位の
ダニエル太郎が同45位の
M・クリザン(スロバキア)と対戦し、3-6, 4-6, 7-5, 6-4, 3-0の時点でクリザンの途中棄権により、グランドスラム初勝利をあげた。2回戦では、昨年の全仏オープンを制した第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。
>>全仏オープン対戦表<<試合後、ダニエル太郎はジュニアたちに向けて「パリは見るものが多い、特にセーヌ川が大好き。ホテルやテニスクラブだけではなく、観光とかもしてみてください。」とフランスの魅力を話した。
続けて「クレーはハードやグラス(芝)と違う。ラリーも続きますし、クレーで勝てる選手はハードやグラスでも勝てる。」と今大会のサーフェスであるレッドクレーについても述べた。
ボレー時のダニエル太郎
今シーズン、ダニエル太郎は4月のモンテカルロ・マスターズで予選を勝ち抜き、1回戦で
A・マンナリノ(フランス)を下してマスターズ初勝利をあげた。
昨年の全仏オープンでは予選を突破し本戦初出場を果たすも、1回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)にストレートで敗れた。
サービス時のクリザン
一方、初戦で無念の途中棄権となった元世界ランク24位のクリザンは過去の全仏オープンで、2014年の3回戦進出が自己最高。その時は1回戦で
錦織圭をストレートで破った。
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