男子テニスツアーのニース・コート・ダジュール・オープン(フランス/ニース、レッドクレー、ATP250)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの19歳
A・ズベレフ(ドイツ)が第2シードで元世界ランク6位の
G・シモン(フランス)を6-3, 6-7 (6-8), 7-6 (7-1)のフルセットで破り、ベスト4進出となった。
この試合、ズベレフは3度のブレークチャンスを全て活かして第1セットを先取するも、第2セットではタイブレークの末に落としてセットカウント1-1に。その後、ファイナルセットでも両者1度のブレークからタイブレークへ突入するも、シモンに1ポイントしか与えず2時間59分で勝利した。
準決勝では、第5シードの
J・ソウサ(ポルトガル)と対戦する。ソウサは、同日の準々決勝で第3シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
ズベレフは、昨年のATPアワードでシングルスランキング100位以内で最も若い選手に贈られる年間最優秀新人賞(The ATP Star of Tomorrow Award)を受賞した注目の若手選手。
今年3月のBNPパリバ・オープンでは、4回戦で
R・ナダル(スペイン)に敗れるもマッチポイントまで追い込む善戦を見せ、試合終了後にはナダルに「将来世界1位にも成り得る選手。」と称賛された。また
N・ジョコビッチ(セルビア)にも「とても明るい未来が待っている。」とトップ選手から太鼓判を押されている。
また、同日の試合で第1シードの
D・ティエム(オーストリア)、第5シードのソウサ、
A・マンナリノ(フランス)が4強入りを決めている。
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