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男子テニスのBNPパリバ・オープン男子（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード）は１６日、シングルス４回戦が行われ、世界ランク５８位で１８歳のＡ・ズベレフ（ドイツ）は第４シードのＲ・ナダル（スペイン）に7-6 (10-8), 0-6, 5-7の逆転で敗れてベスト８進出を逃した。

＞＞BNPパリバ・オープン対戦表＜＜

第１セットを先取したズベレフは、第２セットもゲームカウント５－２とリードしていた。さらにゲームカウント５－３からのサービング・フォー・ザ・マッチでは４０－３０とマッチポイントを握っていた。しかし、そこから３本連続でミスを犯してナダルに反撃され、握ったマッチポイントではフォアハンドのボレーをネットにかけて勝利を逃していた。

父親もかつてプロとしてツアーに参戦していたズベレフは「全くのイージーミス。足が逆になってしまった。決め急いでしまって、ボールを打った時は思ったより遠くにあった。あれは今日の試合で１番簡単なショットだと言えるボールだったのに、ミスしてしまった。」と、後悔の念にさいなまれていた。

また、ナダルについては「ラファ（ナダル）は自分ができるベストのことをしていた。諦めずに向かってきた。彼はそういう選手だと誰もが知っている。」と称賛していた。

ズベレフは「敗戦がどんなに辛いものか、今実感している。ラファから誉めてもらえるのは本当に光栄なこと。なぜなら彼自身がずっと世界のトップにいたから。これから自分がどんなことを達成できるか、自分でも楽しみ。」と、将来への期待を表していた。

(STATS - AP)

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