男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は22日、予選勝者が決まり、第6シードの
錦織圭は初戦となる2回戦で、予選勝ち上がりで世界ランク107位の
PH・エルベール(フランス)か同58位の
L・ロソル(チェコ共和国)のどちらかと対戦することが決まった。
>>マイアミ・オープン 全体ドロー表<<今大会のシード選手は1回戦免除のため、錦織は2回戦からの登場。
予選を突破したエルベールは、20日まで行われていたBNPパリバ・オープン男子のシングルスで1回戦敗退となるも、ダブルスでは
N・マウー(フランス)と組み今シーズン初のタイトルを獲得した。
昨年、エルベールはダブルスで全豪オープン準優勝、全米オープンでは優勝を飾るなど大きく飛躍。今季は1月の全豪オープンで予選から勝ち上がり、シングルスで四大大会自己最高の3回戦進出など結果を残している。
昨年12月のIPTL「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」にジャパン・ウォリアーズで出場。ダブルスでペアを組んだ錦織はエルベールのプレーを絶賛していた。
一方、ロソルはキャリア通算2勝を誇り、2014年には自己最高の世界ランク26位まで上り詰めた。錦織とは2012年のマイアミ・オープンで対戦し、その際は錦織がストレートで勝利している。
錦織は過去のマイアミ・オープンで2014年のベスト4進出が最高成績。昨年は準々決勝で
J・イズナー(アメリカ)に敗れてベスト8となっている。
上位シード勢が勝ち上がった場合、3回戦で第27シードの
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)、4回戦で第9シードの
JW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で第2シードの
A・マレー(英国)、準決勝で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)か第5シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する組合せ。
今大会の主なシード勢は、第1シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードにマレー、第3シードに
R・フェデラー(スイス)、第4シードのワウリンカ、第5シードにナダル。
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