男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間17日(現地16日)、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)が第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-3のストレートで下し、2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。アルカラスはこの試合が終了してから約50分後に練習を行った。
>>【動画】試合終了から約50分後に練習するアルカラス<<>>シナーvsアルカラス 決勝 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラスら シンシナティOP組合せ<<>>【賞金】アルカラス 決勝進出でいくら稼いだ?<<22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2023年の準優勝となっている。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク56位の
D・ジュムホール(ボスニア)、3回戦で同72位の
H・メジェドビッチ(セルビア)、4回戦でラッキールーザーで本戦入りした同98位の
L・ナルディ(イタリア)、準々決勝で第9シードの
A・ルブレフを下し準決勝に駒を進めた。
28歳で世界ランク3位のズベレフとの顔合わせとなった準決勝、アルカラスはファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得し、ズベレフのブレークを1度に抑えると、リターンゲームで4度のブレークに成功。
ズベレフが体調に異変をきたしたことも影響し、試合後半はアルカラスが優位に試合を進め、1時間45分で決勝進出を果たした。
勝利したアルカラスは決勝で第1シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で予選勝者で世界ランク136位の
T・アトマン(フランス)を下しての勝ち上がり。
アルカラスは準決勝が終了してから約50分後にコートで練習を行っており、シナーとの頂上決戦に備えた。
シナーとアルカラスは過去13度対戦しており、アルカラスから8勝5敗。今季は3度対戦していて、5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)と6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の決勝ではアルカラスが、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の決勝ではシナーが勝利している。
ライバルとしてしのぎを削り、現在のテニス界を牽引している両者の14度目の対戦に注目が集まる。
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