ITFジュニアサーキット グレードAの大会である大阪市長杯 2015 世界スーパージュニアテニス選手権大会は17日、靭テニスセンター(大阪府大阪市/ハード)で男子ダブルス決勝が行われ、第4シードのC・ルオ(台湾)/
綿貫陽介(日本)組が今村昌倫/ 望月勇希組に7-6 (8-6), 6-1のストレートで勝利し、優勝を飾った。
スーパージュニアテニス選手権大会の男子ダブルス歴代優勝者には、
松岡修造(日本)や
内山靖崇(日本)など日本でも活躍している選手が優勝を飾っており、さらに
M・チリッチ(クロアチア)などこの大会に出場した選手からは世界トップクラスの選手が誕生している。シングルスでは日本のエース
錦織圭(日本)が2005年にベスト4入りを果たした。
この試合、第1セットからタイブレークにもつれ込む接戦を繰り広げる両ペア。その後、ポイント連取に成功したルオ/ 綿貫組がこのセットを先取すると、完全に試合の流れを掴み勝利を手にした。
ルオ/ 綿貫組は、第1シードのY ・チャン(韓国)/
C・ルード(ノルウェー)(ノルウェー)組をストレートで下しての勝ち上がりだった。
綿貫は、今大会のシングルスにも出場しており、日本勢で唯一ベスト8進出を果たすも、準々決勝で敗れてベスト4進出とはならなかった。
一方、今村と望月は同じ大阪・清風高校。今年のインターハイのシングルス準決勝で両者は対戦しており、その時は望月が勝利した。その後、望月は決勝で
高村佑樹(日本)(千葉・東京学館浦安)をストレートで下して見事優勝を飾っている。また、今村はインターハイのダブルスで小清水拓生と組んでベスト4入りを果たしている。
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