大阪市長杯 2015 世界スーパージュニアテニス選手権大会は16日、靭テニスセンター(大阪府大阪市/ハード)で男子ダブルス準決勝が行われ、今村昌倫/ 望月勇希組がA・デ=ミノール(オーストラリア)/ K・ピアソン(オーストラリア)組に2-6, 6-4, 10-8の接戦を制し決勝進出を決めた。
スーパージュニアテニス選手権大会の男子ダブルス歴代優勝者には、
松岡修造(日本)や
内山靖崇(日本)など日本でも活躍している選手が優勝を飾っており、さらに
M・チリッチ(クロアチア)や
J・シャーディ(フランス)など、この大会に出場した選手からは世界トップクラスの選手が誕生している。シングルスでは日本のエース
錦織圭(日本)が2005年にベスト4入りを果たした。
この試合、第1セットを落とした今村/ 望月組だったが、第2セットの第1ゲームから4ゲーム連取に成功。その後、デ=ミノール/ ピアソン組に3ゲーム連取されるも6-4でこのセットを取り、勝敗は10ポイントマッチ・タイブレークのファイナルセットへ。
ファイナルセットでは、先にマッチポイントを握った今村/ 望月組。緊張からかミスが目立ちデ=ミノール/ ピアソン組に9-8まで追いつかれるも、最後に粘り切って勝利を手にした。
決勝では、第4シードのC・ルオ(台湾)/
綿貫陽介(日本)組と対戦。ジュニアの世界大会決勝で、日本人対決が実現することとなった。ルオ/ 綿貫組は同日の準決勝で第1シードのY ・チャン(韓国)/
C・ルード(ノルウェー)(ノルウェー)組をストレートで下しての勝ち上がり。
敗れたA・デ=ミノール/ K・ピアソン組
今村と望月は、同じ大阪・清風高校で共に練習を積んできた。今年のインターハイ準決勝で両者は対戦しており、その時は望月が勝利した。その後、望月は決勝で
高村佑樹(日本)(千葉・東京学館浦安)をストレートで下して見事優勝を飾っている。
また、今村はインターハイのダブルスで小清水拓生と組んでベスト4入りを果たしている。
今大会のシングルスにもワイルドカードで出場していた今村と望月だったが、いずれも1回戦で敗れて姿を消していた。
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