男子テニスツアーのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)の出場権をかけた「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)が17日に発表され、先日のロジャーズ・カップ準々決勝で
R・ナダル(スペイン)を撃破し、ナダルから初の白星をあげた
錦織圭(日本)はベスト4入りを果たし、ポイントが加算されて前回から1つ上げ5位を記録。また、敗れたナダルも1つ上げて6位浮上となった。
ATPワールドツアー・ファイナルは今年の11月15日から開幕。今季の大会獲得ポイント上位8名が出場出来る。
ロジャーズ・カップ決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を破り優勝を果たした
A・マレー(英国)は、1000ポイント加算されるも変わらず2位。
また、同大会で初戦敗退を喫した
T・ベルディヒ(チェコ共和国)は錦織とナダルに抜かれ、2つ落として7位へ転落。8位の
D・フェレール(スペイン)と575ポイントの差となった。
>>ロジャーズ・カップ対戦表<<最終戦出場ランキングは以下の通り。
1位:N・ジョコビッチ 10,185ポイント
2位:A・マレー 6,830ポイント
3位:
S・ワウリンカ(スイス) 4,600ポイント
4位:
R・フェデラー(スイス) 4,525ポイント
5位:錦織圭 3,755ポイント
6位:R・ナダル 3,535ポイント
7位:T・ベルディヒ 3,490ポイント
8位:D・フェレール 2,915ポイント
以上8選手が、現在の段階で最終戦出場が圏内となっている。
また、10位までの選手は以下の通り。
9位:
J・イズナー(アメリカ) 1,990ポイント
10位:
R・ガスケ(フランス) 1,815ポイント
イズナーは、ハードコートシーズンに入ってから出場したアトランタ・オープンで3連覇、シティ・オープンで準優勝、ロジャーズ・カップでベスト8と好成績をあげている。
今週から行われているW&Sオープン男子には第11シードとして出場している。
また、ジョコビッチ、マレーら上位選手も出場しているが、錦織は昨年準優勝の全米オープンへ照準を合わせるため欠場となった。
>>W&Sオープン男子 対戦表<<
■関連ニュース■
・錦織4強 ナダル撃破・錦織 ナダル戦「全部良かった」・錦織 BIG4との対戦成績