男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は4日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
錦織圭(日本)、第3シードの
M・チリッチ(クロアチア)、第12シードの
V・ポスピシル(カナダ)、第13シードの
S・クエリー(アメリカ)、第15シードの
J・ソック(アメリカ)らシード勢が3回戦進出を決めた。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、2回戦からの登場となる。
錦織は世界ランク95位の
J・ダックワース(オーストラリア)に6-7 (8-10), 6-1, 6-4の逆転で勝利し、3年連続の2回戦突破を果たした。3回戦では第16シードの
L・マイェール(アルゼンチン)と
B・ロラ(スロベニア)の勝者と対戦する。2013年のシティ・オープンは3回戦で
M・バグダティス(キプロス)、昨年は準々決勝で
R・ガスケ(フランス)に敗れた。
昨年の全米オープン決勝で錦織をストレートで破りグランドスラム初優勝を飾ったチリッチは、初戦となる2回戦で19歳の
H・チャン(韓国)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで下した。3回戦は、
添田豪(日本)にフルセットで勝利したクエリーと対戦する。
錦織とチリッチはボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置しており、順当に勝ち進んだ場合は準決勝で対戦する組合せになっている。
一方トップハーフでは、先週のアトランタ・オープンで初戦敗退を喫したソックが
R・ベーメルマンス(ベルギー)に7-6 (9-7), 6-3のストレートで勝利して大会初の3回戦進出を果たした。
大会3日目の5日には第1シードの
A・マレー(英国)、第4シードのガスケ、第5シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)、第6シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第7シードの
F・ロペス(スペイン)、第8シードの
J・イズナー(アメリカ)らシード勢が2回戦に登場する。
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