男子テニスツアーのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード)は26日、予選シングルス2回戦が行われ、予選第8シードの
杉田祐一(日本)と
関口周一(日本)がいずれも勝利し、本戦出場まであと1勝とした。
杉田は、2回戦で主催者推薦で出場のT・ポール(アメリカ)と対戦。試合を通して、ファーストサービスが入った31本中23本をポイントに繋げ、ポールに2度のブレークを許すも、それを上回る5度のブレークに成功し、1時間17分で勝利を決めた。
本戦出場をかけて、予選第3シードの
A・クライチェック(アメリカ)と対戦する。
世界ランク149位の杉田は、今年のウィンブルドンで予選3戦を勝ち抜き本戦に出場。本戦1回戦で
B・カブチッチ(スロベニア)と対戦し、2度タイブレークにもち込むも1歩及ばず、ストレートで敗れた。
また、同日の2回戦では、関口が第6シードの
M・エブデン(オーストラリア)と対戦。
この試合の第1セット、関口はファーストサービスを67パーセントの確率で入れ、ファーストが入った28本中22本をポイントに繋げた。エブデンに3度のブレークチャンスを与えるも全てしのぎ、1度のブレークに成功してこのセットを先取する。
続く第2セットでも、試合の主導権を握った関口はペースを崩さず、2度のブレークに成功してセットカウント5-2と王手をかける。しかし、第8セットを目前にエブデンが体調不良により途中棄権を申し入れ、関口は思わぬ形で予選2回戦突破となった。
予選3回戦では、第6シードの
S・デウバーマン(インド)と本戦をかけて対決する。
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