男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝)は8日、シングルス予選3回戦が行われ、
杉田祐一(日本)は
M・パビッチ(クロアチア)に7-6 (7-3), 6-7 (5-7), 4-6の逆転で敗れ、悔しい予選敗退となった。
この試合、杉田祐一は第1セットを先取するも、試合を通してパビッチに14本のサービスエースを決められた。勝敗のかかる第3セットでは1ブレークするも、パビッチに2度のブレークを許してしまい、2時間21分で予選敗退となった。
杉田祐一は、今大会予選1回戦で
A・パビッチ(クロアチア)、予選2回戦では
A・ファリャ(コロンビア)を6-4, 3-6, 7-5のフルセットで下し、予選3回戦へ駒を進めていた。ファリャは5年前になるが、2010年のウィンブルドン1回戦で
R・フェデラー(スイス)から2セットアップし、フルセットで敗れるも大熱戦を演じたことで記憶に新しい。
昨年のウィンブルドンで杉田祐一は、予選を突破し、グランドスラム初の本戦出場を果たしている。
今大会本戦の第1シードは
R・ナダル(スペイン)、第2シードは
M・チリッチ(クロアチア)、第3シードは
F・ロペス(スペイン)、第4シードは
G・モンフィス(フランス)、第5シードは
B・トミック(オーストラリア)、第6シードは地元期待の
P・コールシュライバー(ドイツ)、第7シードは
D・ティエム(オーストリア)、第8シードは
V・トロイキ(セルビア)となっている。
また、戦線離脱をしていた元世界ランク2位で37歳のベテラン
T・ハース(ドイツ)が本戦のワイルドカード(主催者推薦)で出場しており、1回戦で
M・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。
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