テニスのグランドスラム、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は24日、男子1回戦が行われ、グランドスラム本戦初出場の
杉田祐一(日本)は第19シードの
F・ロペス(スペイン)に6-7 (6-8), 6-7 (6-8), 6-7 (7-9)とタイブレークにもつれるもストレートで敗れ、初のグランドスラム本戦は初戦敗退に終わった。
この試合、第2セットで両者1度ずつブレークするのみでサービスキープが続いた。ウィナーは杉田祐一の方が多かったがエラーも多く、タイブレークでは経験の差か惜しくも競り負け、2時間45分の接戦の末に敗れた。
杉田祐一は18度のサービスエースを決め、52度のウィナーは特にバックハンドの調子が良く、格上相手に大健闘を見せた。
両者は初対戦となる。
勝利したロペスは2回戦で世界ランク55位の
A・ファリャ(コロンビア)を6-4, 6-3, 7-5で下した同163位のA・パヴィックと対戦する。
5年目の挑戦で初めて本戦出場を決めたウィンブルドンは1回戦で敗れたものの、杉田祐一のこれからに期待せずにはいられないものになった。
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