29日から開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)の本戦出場をかけた男子シングルス予選決勝が25日に行われ、2年連続の本戦入りを狙う
杉田祐一(日本)が
D・エヴァンス(英国)を7-6 (8-6), 6-2, 7-5のストレートで下し、昨年に続き予選3試合を勝ち抜いて本戦出場権を獲得した。
杉田は昨年のウィンブルドン予選で予選突破し、念願のグランドスラム初本戦入り。本戦では1回戦で
F・ロペス(スペイン)に敗れるも、3度のタイブレークに持ち込む健闘を見せた。
この試合、第1セットで先にリードしていた杉田だが、エヴァンスに巻き返されてタイブレーク。タイブレークは先にエヴァンスにセットポイントを許してしまうが、それをしのいで杉田が先取する。その後も第2・第3セットを連取した杉田がストレートで勝利をおさめた。
今回は予選1回戦でA・ワード(英国)、予選2回戦で
M・プルジシーズニー(ポーランド)、そして予選決勝でエヴァンスを下して2年連続の本戦入りを決めた。
また、今大会の予選に出場していた日本勢男子は、予選第19シードの
ダニエル太郎(日本)が初戦敗退、予選第4シードの
伊藤竜馬(日本)、
西岡良仁(日本)が予選2回戦で敗退。
杉田と共に予選決勝まで勝ち上がった
守屋宏紀(日本)は、同日行われた予選決勝でM・ドナーティ(イタリア)をストレートで下して先に大会初の本戦入りしていたが、杉田もストレートで勝利して守屋に続き本戦入りを果たした。
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