29日から開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)の本戦出場をかけた男子シングルス予選決勝が25日に行われ、四大大会3度目の本戦入りを狙う
守屋宏紀(日本)がM・ドナーティ(イタリア)を6-4, 6-3, 6-2のストレートで下し、同大会初の本戦入りの切符を手にした。
【会場でしか買えない 全英タオル】24歳の守屋は、今年の全豪オープンの予選3回戦で敗れて本戦入りを逃していたが、
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が怪我で欠場したため、ラッキールーザーで本戦入りとなった。
今回は予選3試合を勝ち抜いて自らの勝利で本戦出場を決めた。
この試合、第1セットの序盤からブレークに成功した守屋が先行すると、その勢いに乗り、第2セットも続けて連取。その後も集中力を切らさなかった守屋が、ストレートで勝利をおさめた。
今回の予選2回戦で守屋は、予選第4シードとして出場していた
伊藤竜馬(日本)との日本人対決を接戦の末に制していた。
また、今大会の予選に日本勢男子からは、予選第4シードに伊藤、予選第19シードに
ダニエル太郎(日本)、
西岡良仁(日本)が出場していたが、敗れて本戦入りを逃した。
杉田祐一(日本)は守屋と共に予選決勝まで勝ち上がったが、先に守屋が本戦出場を決めた。
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