テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は8日の男子シングルス準々決勝で、第21シードの
R・ガスケ(フランス)が今年の全仏覇者である第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)を撃破し、ベスト4に上り詰めた。試合中、ガスケはグリップテープを巻き直していたが、その速さと表情に注目が集まった。
『選手使用のオフィシャルタオル』どちらも譲らない激闘の中、試合はフルセットまでもつれ込み、ファイナルセットは第20ゲームにまで及んだ。
厳しい試合の中、垣間見える焦りの表れか、ガスケは試合中にグリップテープを替える際、舌を出しながら顔を歪めて必死に巻いていた。急いで巻いていたため、エンドテープが巻き終わるまで約30秒ほどだった。
その後ガスケは、BIG4の対抗馬として注目を集めるワウリンカに必死に喰らいついて勝利を掴み取った。
試合後、ガスケは「とても大変だった。とにかく勝ちたかった。」と、振り返っていた。
準決勝では、世界ランク1位で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と激突。今回が通算13度目の対戦となる。
(コメントはWOWOWから抜粋)【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】
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