テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は8日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会2連覇を狙う第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下し、6年連続となる準決勝進出を果たした。
これで昨年の全米オープンを制しているチリッチとの対戦を13勝0敗としたジョコビッチは、決勝進出をかけて第21シードの
R・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケはこの日、全仏オープンを制した第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)との片手バックハンド対決を6-4, 4-6, 3-6, 6-4, 11-9の接戦の末に制し、2013年の全米オープン以来となる準決勝進出を決めた。
ジョコビッチは「片手バックハンドの打ち合いを見るのは最高の気分だった。素晴らしいポイントもあったし、素晴らしいラリーもあった。」と称賛し、この試合を観戦していた事を明かした。
ウィンブルドンでは6年連続の準決勝入りとなるジョコビッチは「明らかに、この舞台を多く経験している事実は、次の試合でも役立ってくれるはず。」と経験値の差を自覚していた。
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