テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は8日、男子シングルス準々決勝が行われ、ノーシードの
V・ポスピシル(カナダ)は第3シードの
A・マレー(英国)に4-6, 5-7, 4-6のストレートで敗れ、四大大会初のベスト4進出とはならなかった。
1回戦は
V・ミロ(フランス)をフルセットで破り、2回戦では第30シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)を撃破。3回戦は地元
J・ワード(英国)にフルセットで勝利、4回戦では第22シードの
V・トロイキ(セルビア)に2セットダウンからの大逆転勝ち。
快進撃で四大大会初のベスト8入りを果たしたポスピシルだったが、BIG4の一角であるマレーに格の違いを見せつけられ、4強入りとはならなかった。
準々決勝でポスピシルはベンチに座ると毎回青いノートを見ており「murray(マレー)」と書かれているページをカメラは映していた。詳細は不明だが、マレーに勝つための作戦が青いノートには書かれていたかもしれない。
錦織圭(日本)より半年若い25歳のポスピシル。今大会ベスト8の中でポスピシルが一番年下だった。
また、ポスピシルは
J・ソック(アメリカ)とのダブルスにも出場したが、3回戦でマレーの兄である
J・マレー(英国)組に敗れた。昨年は決勝でダブルス最強の
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組をフルセットで下し、劇的な優勝を飾っていた。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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