テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は8日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が2年連続10度目のベスト4進出を決めた。第12シードの
G・シモン(フランス)に6-3, 7-5, 6-2のストレート勝ち。準決勝では第3シードの
A・マレー(英国)と決勝進出をかけて激突する。
準々決勝、雨により2度の中断となるも「中断後もサービスが好調で良かった。いいリズムだったね。」と好感触のフェデラーは11本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率を80パーセントとした。
しかし、1度もブレークされないままベスト8へ進出していたフェデラーだったが、リターン巧者のシモンに今大会初のブレークを許すも「重要なのは準決勝に残れたということだ。」と、話した。
準決勝までについては「ここまで長い道のりだったよ。」と、コメント。
地元優勝の期待を一身に背負うマレーとの準決勝に向けて「まだフレッシュだし、エネルギーは十分に残っている。楽しみだね。」と、グランドスラム歴代最多17度の優勝を誇るフェデラーは語った。
マレーとの対戦戦成績はフェデラーから見て12勝11敗。今回が通算24度目の激突となる。
2012年のウィンブルドンで優勝して以降、四大大会のタイトル獲得に見放されているフェデラーは、今大会で歴代最多8度目のウィンブルドン優勝を狙う。過去のウィンブルドンでは2003-2007・2009・2012年にタイトルを獲得している。昨年は決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットで敗れ、準優勝に甘んじた。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>ウィンブルドン対戦表<<
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