テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、今大会8度目の優勝を狙う第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第20シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-2, 6-2, 6-3のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。
【会場でしか買えない 全英タオル】最後に粘りを見せたバウティスタ=アグを前に、試合の終止符を打つまで6本のマッチポイントを強いられたフェデラーは「現時点では全ての事が上手く行っている。」と自身のプレーに満足していた。
これで、2試合連続で自身のサービスゲームをブレークされずに勝ち上がったフェデラー。準々決勝では、ツアー屈指のリターンを見せる第12シード
G・シモン(フランス)と対戦する。シモンはこの日、第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を6-3, 6-3, 6-2で下す金星を飾って今大会初のベスト8へ駒を進めた。
「次の対戦を見るとシモンだ。彼は今の男子テニス界では最高のリターンをする選手の一人。きっと苦しめられるだろう。だから、ここまで連続してブレークされずにきているが、それも終わってしまうと思う。」と、フェデラーはシモンとの対戦を警戒していた。
一方、これまでフェデラーとの対戦を2勝5敗と負け越しているシモン。フェデラーに対して「彼との試合は、難しいものになる。」と、シモンも厳しい対戦を予想していた。
【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】
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