テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第20シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-2, 6-2, 6-3のストレートで下し、13度目のベスト8進出を決めた。
この試合、第2セットの第6ゲームでバウティスタ=アグは右足首を少し捻ってしまい転倒。その後はトレーナーに治療を受ける。
しかし、フェデラーはその後も容赦なくバウティスタ=アグを攻め続け、リターンからネットに出るなどで圧倒。最後は力尽きたバウティスタ=アグのバックハンドがネットにかかり、ゲームセットとなった。
「いいディフェンスも出来ていて、試合の内容としては良い。」と、タイトル獲得に向けて手応えを感じていた。
試合中にバウティスタ=アグが右足首を負傷したことについては「彼(バウティスタ=アグ)が試合を続けられて良かったと思っている。大きな怪我でないことを祈る。」と、エールを送った。
S・グロス(オーストラリア)との3回戦では1セット落とすも、今大会でフェデラーは自身のサービスゲームを1度もブレークされておらず、絶好調でベスト8進出を決めている。
準々決勝では第12シードの
G・シモン(フランス)と対戦する。
シモン戦に向けて、フェデラーは「カウンターショットが素晴らしい。しっかりと戦いたい。」と、意気込みを語った。
2012年のウィンブルドンで優勝して以降、四大大会のタイトル獲得に見放されているフェデラーは、今大会で歴代最多8度目のウィンブルドン優勝を狙う。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>ウィンブルドン対戦表<<
■関連ニュース■
・フェデラーも苦戦したサーブ・フェデラーが股抜きショット・フェデラー事件 大会に怒り
■最新ニュース■
・暴れん坊キリオスが大荒れ・215キロのサービス線審直撃
・錦織 2回戦敗退も約903万円