テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、ノーシードから勝ち上がった
V・ポスピシル(カナダ)が第22シードの
V・トロイキ(セルビア)を4-6, 6-7 (4-7), 6-4, 6-3, 6-3の大逆転の末に退け、グランドスラム初のベスト8進出を決めた。
【会場でしか買えない 全英タオル】M・ラオニチ(カナダ)と共にカナダ男子テニス界を牽引すると期待を寄せられているポスピシル。ラオニチと同じ1990年生まれのポスピシルは、これが初めての四大大会での準々決勝進出となった。
「たとえ2セット奪われても、動揺する事はなかった。それでもまだ行けると感じていたんだ。」とポスピシルは、崖っぷちに立たされても動揺する事はなかったと試合を振り返えった。
ポスピシルはビッグサーバーで第23シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)を7-6 (9-7), 6-4, 5-7, 6-4で下した第3シードの
A・マレー(英国)と準々決勝で顔を合わせる。
この試合の後、ポスピシルは
J・ソック(アメリカ)と組んで第3シードで出場している男子ダブルスの3回戦に登場し、マレーの実の兄である
J・マレー(英国)/
J・ピアース(オーストラリア)組と対戦。この試合もフルセットにもつれたが、3-6, 6-7 (6-8), 7-6 (7-5), 6-3, 6-8で敗れシングルスに次ぐ逆転勝利とは行かなかった。
「まさに今日は長い1日だったのは間違いない。今は本当に疲れている。でも明日は試合がないから、大丈夫さ。」と、この日だけで10セットを戦い抜いたポスピシルは正直な思いを語っていた。
>>ウィンブルドン対戦表<<
■関連ニュース■
・8強 唯一のノーシード56位・2勝ポスピシル「結果を残せた」・成長株ポスピシルが日本を警戒
■最新ニュース■
・フェデラー警戒「きっと苦しむ」・セリーナ 次戦も厳しい対戦・残る1枠はジョコブロック