28日、男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦で日本と対戦するカナダ代表メンバーの
V・ポスピシル(カナダ)が、東京の有明コロシアムで意気込みを語った。
ワイルドカード(主催者推薦)で出場した昨年のロジャーズ・カップ男子で、マスターズ1000大会初のベスト4進出を果たしてから注目を集める23歳のポスピシル。その後のスイス・インドア準決勝では
R・フェデラー(スイス)に敗れるも、大接戦を演じた。
また、今年の全豪オープンではグランドスラム初の3回戦へ進出、さらに同大会後に発表された世界ランキングでは自己最高の25位を記録した。
日本戦に向け、ポスピシルは「もちろん日本チームはクオリティが高いし、タフな戦いになる事は十分覚悟している。特にデビスカップでは、何が起こるかわからないとよく言われているけど、そういう事を自分に言い聞かせながらしっかり役割を果たしていきたい。」と、語った。
全豪オープンで3回戦進出を決めるも、背中の怪我により
S・ワウリンカ(スイス)との4回戦を棄権していた。
「全豪オープンはもちろん残念な結果に終わったけど、その後の10日間でこの戦いに向けて出来る事はやってきたつもり。」
世界ランキングで25位を記録するなど、好調の要因については「昨年、コーチを変更した事でゲームスタイルが大きく変わった。それに伴って、結果が出てきた事で自信がついた。そして、大きな試合の前に自分で『自分は出来る』とモチベーションを上げていく事も出来るようになった。全てが組み合わさって、今の結果につながると思う。少しでもこれが長く、よりいい方向に向かっていくように続けていきたい。」と、ポスピシル。
昨年のデビスカップでカナダはベスト4へ駒を進めている。
カナダと対戦する日本の代表メンバーは
錦織圭(日本)、
添田豪(日本)、
杉田祐一(日本)、
内山靖崇(日本)となっている。
デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本 対 カナダは、1月31日からの3日間、東京の有明コロシアムで行われる。
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