28日、男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦で日本と対戦するカナダ代表メンバーでエースの
M・ラオニチ(カナダ)が、東京の有明コロシアムで意気込みを語った。
強烈なサービスとフォアハンドを武器とする23歳のラオニチは、これまでツアー5度のタイトルを獲得している。世界ランキングでは昨年8月に自己最高の10位を記録している。
2012年の楽天ジャパン・オープンで
錦織圭(日本)が優勝した際の決勝の相手がラオニチだった。また、昨年の同大会1回戦では
添田豪(日本)と対戦し、その時はラオニチがストレートで勝利している。
「ここで錦織選手・添田豪選手とも対戦しているし、2011年には
杉田祐一(日本)選手と、それぞれジャパンオープンで対戦している。それぞれの選手に何をしなければいけないのか、わかっているつもり。コートに出た時に、自分の出来る事をしっかりとやって、良い結果を出したい。」
サービスを武器としているが、塗り直された有明のコートについては「遅くなったという事と、ボールが低くなるという印象はある。ただ、それは全て僕に不利になったとは思っていない。」と、ラオニチ。
「特にこちらにきてボールがツアーで使っていたボールに比べて、若干固く感じる。それは僕にとっても相手にとっても一緒だから、上手くコントロールして、相手に出来るだけボールを多く打たせてチャンスをうかがいたい。」
また、ツイッターで東京を観光したとアップしていた事については「銀座・築地・渋谷というところを回った。オーストラリアから行って、朝の6時に着いたから、どこに行っても寒かった。ディナーを食べに行った博物館の傍にある街が見下ろせるレストランも良かった。」と、話した。
「時間がないけど、こういう風に街に出てみて、文化などに触れるという事は、すごく楽しみにしている。今回それがここで出来た事はとても良かった。」
昨年のデビスカップでカナダはベスト4へ駒を進めている。
カナダと対戦する日本の代表メンバーは錦織、添田豪、杉田祐一、
内山靖崇(日本)となっている。
デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本 対 カナダは、1月31日からの3日間、東京の有明コロシアムで行われる。
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