テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は4日、ボトムハーフ(対戦表の下半分)の男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)、第3シードの
A・マレー(英国)ら上位シード勢は順当に勝ち上がり、ベスト16進出を決めた。また、先日の2回戦で
R・ナダル(スペイン)を撃破した世界ランク102位の
D・ブラウン(ドイツ)は、第22シードの
V・トロイキ(セルビア)に敗れ、自身初の四大大会ベスト16進出とはならなかった。
【会場でしか買えない 全英タオル】ボトムハーフの下半分に位置する第2シードのフェデラーは、
S・グロス(オーストラリア)に勝利して2年連続13度目のベスト16を果たした。
4回戦では、第15シードの
F・ロペス(スペイン)を破った第20シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。
第3シードのマレーは、第25シードの
A・セッピ(イタリア)と対戦。2セットアップと好調なマレーであったが、第3セットで右肩に違和感を感じてペースダウン。治療を受ける場面も見られたが、最後は自身を奮い立たせて勝利を手にした。
ベスト8進出をかけてマレーは、第13シードの
JW・ツォンガ(フランス)を下した第23シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦。身長211センチから放つ強烈なサービスを持つカルロビッチに対して「難しい試合になると思う。」と、警戒していた。
第12シードの
G・シモン(フランス)、第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)も順当に勝ち進み、4回戦で顔を合わせる。
また、先日の2回戦で第10シードのナダルを破る金星をあげたブラウンは、第22シードのトロイキと対戦するも、好調だったトロイキに為す術がなく敗れることとなった。
勝利したトロイキは、唯一ボトムハーフでノーシード勝ち上がりの
V・ポスピシル(カナダ)と4回戦で対戦する。
(コメントはWOWOWから抜粋)【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】

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