テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間27日(現地26日)、男子シングルス1回戦が行われ、第26シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク38位の
A・ミュレール(フランス)を4-6, 6-0, 6-1, 7-6 (7-5)の逆転で下し2年ぶり5度目の初戦突破を果たした。
>>大坂 なおみvsバプティスト 1ポイント速報<<>>望月 慎太郎、シナー、ジョコビッチら 全米OP組合せ<<27歳で世界ランク28位のチチパスが同大会に出場するのは8年連続8度目。最高成績は2020年と2021年の3回戦進出となっている。
元世界ランク3位のチチパスは今季、3月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、ATP500)で約11ヵ月ぶり12度目のツアー優勝を飾ったが、その他の大会では結果を伸ばしきれず、四大大会では全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で初戦敗退、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2回戦敗退となり、世界ランキングではトップ20から陥落していた。
直近の5試合も1勝4敗と不調のなか今大会を迎えたチチパスは、1回戦で28歳のミュレールと顔を合わせた。
1回戦の第1セット、チチパスは第7ゲームでブレークを許し先行される。
それでも第2セットに入ると、チチパスは相手のサービスゲームを全てブレークし6-0で1セットオールに追いつく。
第3セットでもチチパスは勢いを落とさず、2度のブレークを果たし勝利に王手をかける。
迎えた第4セット、チチパスは第3ゲームでブレークに成功するも、第7ゲームで6度のブレークポイントを逃す。すると続く第8ゲームでブレークバックを許し、このセットはタイブレークに突入する。嫌な流れとなったチチパスだったが、このタイブレークを接戦で制し2年ぶりの初戦突破を果たした。
勝利したチチパスは2回戦で世界ランク56位の
D・アルトマイヤー(ドイツ)と対戦する。アルトマイヤーは1回戦で同57位の
H・メジェドビッチ(セルビア)を下しての勝ち上がり。
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