男子テニスツアーのトップシェルフオープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝)は14日、シングルス決勝が行われ、予選勝ち上がりの33歳
N・マウー(フランス)が第2シードの
D・ゴファン(ベルギー)を7-6 (7-1), 6-1のストレートで下し、今季初、大会2度目の優勝を果たした。また、今回のタイトル獲得でキャリア通算3勝目となった。
この試合の第1セット、両者ブレークを許さないままタイブレークに突入、マウーが一気に攻め立ててこのセットを先取する。
その後、マウーはファーストサービスが入った時に86パーセントと高い確率でポイントを獲得。ゴファンに1度もブレークチャンスを与えず、3度のブレークに成功して1時間17分で勝利を手にし、今季ツアー初のタイトルを獲得した。
両者3度目の対戦となり、今回マウーが勝利したことで対ゴファン戦を2勝1敗と勝ち越した。
マウーは、今大会予選を勝ち抜いて本戦出場を果たし、本戦1回戦で元世界ランク1位
L・ヒューイット(オーストラリア)、2回戦で昨年覇者の第3シード
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準々決勝で第6シードの
A・マンナリノ(フランス)、準決勝で
R・ハーセ(オランダ)と、シード勢を撃破して決勝へ進出。準決勝のハーセ戦以外は全てストレートでの勝利。
2013年の同大会でも予選から出場していたマウーは、決勝で
S・ワウリンカ(スイス)をストレートで下してタイトルを獲得、今回は大会2度目の優勝となった。
また、大会後に発表された世界ランキングでは、前回の97位から37上げて60位へジャンプアップした。
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