男子テニスツアーのトップシェルフオープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝)は11日、シングルス2回戦が行われ、昨年覇者で第3シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)は予選勝ち上がりの
N・マウー(フランス)に2-6, 4-6のストレートで初戦敗退、大会2連覇を阻まれた。
今大会の上位シード勢は1回戦免除のため、バウティスタ=アグはこの試合が初戦となった。
両者は昨年同大会の準々決勝で1度だけ対戦しており、その時はバウティスタ=アグがフルセットの末に勝利していた。
この試合、バウティスタ=アグは第1セットでファーストサービスが入った時に83パーセントと高い確率でポイントを獲得。2度のブレークチャンスを手にするも、それをものに出来ずマウーに2度のブレークを許し、このセットを先取される。
あとがなくなったバウティスタ=アグは、第2セットで2度ブレークに成功するが、マウーにそれを上回る3度ブレークされ、挽回出来ずに1時間14分で早期敗退を喫した。
世界ランク21位のバウティスタ=アグは、昨年の同大会決勝で
B・ベッカー(ドイツ)を下してキャリア初優勝を飾っている。その後メルセデス・カップで2勝目をあげ、昨年10月には世界ランキング14位に浮上し、自己最高位を更新していた。
今回は大会2連覇がかかっていたが、予選を勝ち上がって本戦入りしたマウーに昨年のリベンジを許し、初戦となる2回戦で姿を消すこととなった。
勝利したマウーは、準々決勝で第6シード
A・マンナリノ(フランス)と対戦する。
また、今大会のシード勢が早期敗退を喫しており、第3シードのバウティスタ=アグを含め第4シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)、第7シードの
F・ベルダスコ(スペイン)、第8シードの
J・ソウサ(ポルトガル)、第9シードの
V・ポスピシル(カナダ)らが相次いでベスト8を前に敗退した。
■関連ニュース■
・第3シードが2ヶ月連続優勝・バウティスタ=アグ デルポ撃破・シード勢が相次いで敗れる
■最新ニュース■
・再起誓うナダル 苦戦の1回戦・ダニエル 太郎 勢い止まる・ジョココーチ ベッカーが転籍