男子テニスで過去6度のグランドスラム優勝を飾っている元世界ランク1位の
Bo・ベッカー(ドイツ)が、現在住居を構えているイギリスへ、将来は国籍を移す気持ちがある事をBBC(イギリス国営放送)のインタビューで明かしていた。
10日に受けたインタビューでベッカーは、家族と共に住んでいるイギリスのロンドン西部にあるウィンブルドンについて「ここウィンブルドンが大好きなんだ。人々も私達を尊敬の気持ちを持って接してくれている。そして何より、30年に及ぶプロテニス選手としての故郷なんだ。同時にここ数年間の私達の故郷でもある。」と気持ちを語っていた。
イギリス国籍の取得を申請するつもりはあるのかと問われると「ゆくゆくはそうするだとうと思っているよ。」とベッカーは答えていた。
現在は世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)のコーチとして男子テニスに携わっているベッカーは、当時17歳で出場した1985年のウィンブルドンで自身初のグランドスラム優勝を飾り、その後も1986年に2連覇、1989年に3度目の優勝を果たしており、ウィンブルドンは思い出の地でもある。
加えてベッカーは、全豪オープンで2度、1989年には全米オープンも制していた。
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