男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝)は10日、シングルス2回戦が行われ、1回戦免除のため初戦となった第4シードの
G・モンフィス(フランス)は世界ランク55位の
A・ハイデル=マウアー(オーストリア)に7-6 (8-6), 7-6 (7-5)のストレートで勝利し、準々決勝進出を決めた。
今回が初対戦となったこの試合、両者は1度もブレークすることなく、2セットともタイブレークに突入する一歩も譲らない展開となった。トータルでモンフィスは、18本ものサービスエースを決め、ファーストサービスが入った54本中44本をポイントに繋げた。最後はモンフィスがサービスエースを決めて1時間27分で勝利し、準々決勝進出を果たした。
今年からサーフェスがグラスとなった今大会、モンフィスはサーフェスがクレーだった2010年で準優勝を果たしている。
モンフィスは、今季は未だタイトル獲得には至っていないが、2月に行われたオープン13で準優勝、4月のモンテカルロ・マスターズ、BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーではベスト4に進出。
また、先日の全仏オープンでは
R・フェデラー(スイス)に敗れて4回戦で姿を消していた。
勝利したモンフィスは、準々決勝で第6シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。
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