テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、第13シードの
G・モンフィス(フランス)は世界ランク62位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)に4-6, 6-4, 4-6, 6-2, 6-3のフルセットと苦戦を強いられるも、3回戦進出を決めた。
この試合、第1セットで1ブレーク成功したモンフィスだが、それを上回る2度のブレークを許してこのセットを落とす。徐々にサービスの調子を上げていったモンフィスが、第2セットを奪い返してセットカウント1-1に戻す。
しかし、第3セットでモンフィスはファーストサービスが入った時のポイント獲得率が92パーセントだったが、2度きていたブレークチャンスをものに出来ず、シュワルツマンに1度のブレークを許してしまい、このセットを落としてしまう。
あとがなくなったモンフィスは、第4セットで角度あるショットからグランドスマッシュ、ネットプレーなど多彩なプレーで再びセットを奪い返し、最後はサービスエースを決めて勝利をものにした。
試合時間は2時間48分だった。
3回戦でモンフィスは、第21シードの
P・クエバス(ウルグアイ)と対戦する。
過去同大会でモンフィスは、2008年にベスト4進出を果たしており、昨年は準々決勝で
A・マレー(英国)に敗れるも、地元勢で唯一8強入りとなっている。
また、今季のクレーシーズンでは、モンテカルロ・マスターズで
R・フェデラー(スイス)、
G・ディミトロフ(ブルガリア)らを下す活躍を見せ準決勝進出している。
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