テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は27日、女子シングルス2回戦が行われ、昨年準優勝で第3シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が世界ランク70位の
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)に5-7, 1-6の完敗を喫し、2回戦で姿を消す波乱が起きた。
この試合、ハレプはルチッチ=バーロニに先に仕掛けられ、試合を自分のペースで進めることが出来なかった。ルチッチ=バーロニにネットへ出た8本全てを決められ、第2セットでは1度もブレークチャンスを掴めず、最後のポイントでは、ルチッチ=バーロニにサービスエースを決められた。
両者は昨年の全米オープン3回戦で対戦しており、その時もルチッチ=バーロニがストレートで勝利。ハレプは全米のリベンジを果たすことは出来なかった。
ハレプは全仏オープンに2009年から7年連続で出場しており、昨年は決勝で
M・シャラポワ(ロシア)に敗れるも準優勝を飾った。
一方、シードダウンを演じたルチッチ=バーロニは、3回戦で第29シードの地元
A・コルネ(フランス)と対戦する。
>>全仏オープン女子ドロー表<<
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