テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、第13シードの
G・モンフィス(フランス)が同胞の
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)を6-2, 6-7 (5-7), 6-1, 7-5で下し、同胞対決を制して2回戦進出を決めた。
この試合、第1セットの第4ゲームでポイントにはならなかったが、モンフィスはネット際のボールを何とか拾ってロブを打つ粘りを見せ、観客を盛り上げた。
さらにモンフィスは、前後左右にロジェ=ヴァセランを走らせて主導権を握ると、最後はバックボレーを決めて勝利をものにした。
試合を通してモンフィスは、42本の凡ミスを犯すも68本のウィナーを決め、ロジェ=ヴァセランのサービスゲームを8度ブレークに成功した。
2回戦でモンフィスは、
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。
元世界ランク7位のモンフィスは、過去の全仏オープンで2008年に4強入りを果たしており、この時の成績が同大会での最高成績となっている。昨年は準々決勝で
A・マレー(英国)に敗れるも、地元勢で唯一ベスト8進出を果たしている。
先日行われたムチュア・マドリッド・オープン男子では2回戦敗退となるも、BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーでベスト4進出、モンテカルロ・マスターズでは
R・フェデラー(スイス)、
G・ディミトロフ(ブルガリア)らを撃破して準決勝進出している。
今回は地元開催の全仏オープンで、どこまで勝ち上がるのか注目が集まる。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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