男子テニスツアーの下部大会であるスパルタ・プラハ・オープン(チェコ/プラハ、クレー)は11日、シングルス準々決勝が行われ、チャレンジャー大会3勝目を狙っていた
ダニエル太郎(日本)が第4シード
A・ネドビエソッフ(ウクライナ)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、ベスト4進出を逃した。
この試合、第1セットでファーストサービスが入った時のポイント獲得率が83パーセントだったダニエル太郎だが、ネドビエソッフに1ブレークを許してしまい、このセットを落としてしまう。
第2セットに入ってからは、ファーストサービスのポイント獲得率を52パーセントに落とし、2度のブレークチャンスを活かすことが出来ずに1時間10分で敗れることとなった。
ダニエル太郎は、4月にチャレンジャー大会初優勝を飾り、全仏オープンでは予選を勝ち上がって大会初の本戦入りを果たすも、元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)にストレートで敗れて初戦敗退。
全仏オープン後に行われたフランケン・チャレンジでは、準々決勝では第8シードの
H・セバリョス(アルゼンチン)、準決勝では第2シードの
B・ロラ(スロベニア)とシード勢を次々と撃破する快進撃を見せ、決勝で元世界ランク22位の
A・モンタネス(スペイン)を破って2勝目をあげた。
その後発表の世界ランキングでは、チャレンジャー大会2勝目をあげたことにより前回から43上げ、自己最高位となる125位を記録。
ここまで勢いにのっていたダニエル太郎だが、第4シードのネドビエソッフにストレートで敗れ、次回に持ち越しとなった。
勝利したネドビエソッフは、第6シードのモンタネスと対戦する。
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