テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)で、日本男子1933年の
佐藤次郎(日本)以来となる82年ぶりのベスト8進出を果たした
錦織圭(日本)は、大会後に発表される世界ランキングで、自己最高タイの4位へ浮上する可能性がある。
昨年の全仏オープンで初戦敗退の錦織は、今年ベスト8まで進出したため350ポイント プラスされ、5,570ポイントになることが確定している。
そして全仏オープン決勝で、現在世界ランク9位の
S・ワウリンカ(スイス)が
N・ジョコビッチ(セルビア)に勝利して優勝した場合、ワウリンカは5,845ポイントになり、錦織を抜いて4位。準優勝の場合は5,035ポイントで6位、錦織が4位へ浮上する。
1位ジョコビッチ、2位
R・フェデラー(スイス)、3位
A・マレー(英国)の上位トップ3は変動しない。今年欠場の
M・ラオニチ(カナダ)は昨年ベスト8進出のため、360ポイント マイナスされ、8位へ後退する。
また、これまで全仏オープンで圧倒的な強さを見せていた
R・ナダル(スペイン)が10位へ後退することも決まっている。今年は準々決勝でジョコビッチにストレートで敗れたため、1,640ポイントがマイナスになり、10位となる。
【ワウリンカが優勝の場合トップ10】
1位:N・ジョコビッチ 13,845
2位:R・フェデラー 9,415
3位:A・マレー 7,040
4位:S・ワウリンカ 5,835
5位:錦織圭 5,570
6位:
T・ベルディヒ(チェコ共和国) 5,050
7位:
D・フェレール(スペイン):4,490
8位:M・ラオニチ 4,440
9位:
M・チリッチ(クロアチア) 3,460
10位:R・ナダル 2,930
【ワウリンカが準優勝の場合トップ10】
1位:N・ジョコビッチ 14,645
2位:R・フェデラー 9,415
3位:A・マレー 7,040
4位:錦織圭 5,570
5位:T・ベルディヒ 5,050
6位:S・ワウリンカ 5,035
7位:D・フェレール:4,490
8位:M・ラオニチ 4,440
9位:M・チリッチ 3,460
10位:R・ナダル 2,930
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