テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は6日、男子シングルス準決勝が行われ、世界ランク1位で第1シード
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シード
A・マレー(英国)との死闘を6-3, 6-3, 5-7, 5-7, 6-1で制し、大会3度目の決勝進出、さらに全仏初優勝に王手をかけた。悲願の生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米の四大大会全てで優勝)達成まであと1勝としたジョコビッチは、決勝で第8シード
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。
この試合は5日に行われたが、雷雨のため6日へ順延し、2日間に及ぶ激闘となった。
試合再開後、ジョコビッチはマレーの猛攻で第4セットを落としてしまい、ファイナルセットへもつれた。
「とても難しい試合だった。第5セットはやりたくなかったけど、第1ゲームをキープ出来たことで、第2ゲームをブレーク出来た。」と、ジョコビッチ。
ファイナルセットではマレーに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開したジョコビッチは、2日間で56本のウィナーを決めた。
両者は今回が27度目の対戦となり、ジョコビッチはマレーとの対戦成績を19勝8敗とした。またマレーに勝利したことで、連勝記録を28に伸ばした。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>全仏オープン特集ページ<<
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