テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は6日、女子シングルス決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第13シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)を6-3, 6-7 (2-7), 6-2のフルセットで下し、2年ぶり3度目のタイトルを獲得。今回の優勝でセリーナは、グランドスラム20勝目を達成した。
グランドスラム20勝目について「信じられない。私はテニスが大好きな女の子だった。両親がテニスを教えてくれた。テニスへの愛情を大事にしてきて、ここまでやってきた。夢のようです。」と、喜びを語ったセリーナ。
決勝戦、第1セットを先取したセリーナは第2セットもリードする。しかし、サファロバの強烈なストロークにおされ、第2セットをタイブレークの末に落とした。
第3セットは序盤でサファロバにリードされるも、反撃の糸口を見つけたセリーナが、最後は圧倒し、優勝を決めた。
サファロバについては「ルーシー(サファロバ)が見せたテニスは素晴らしかった。とてもアグレッシブにプレーしてきた。」と、称えた。
今回の優勝を含めると、セリーナはグランドスラム20勝目。全豪オープンで6度、全仏オープンで3度、ウィンブルドンで5度、全米オープンで6度タイトルを獲得している。
過去の全仏オープンでセリーナは、2002年に初優勝を飾り、その後2013年には決勝で
M・シャラポワ(ロシア)を下して2度目のタイトル獲得、今回は3度目の全仏制覇となった。
(コメントはWOWOWから抜粋)>>全仏オープン対戦表<<
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