男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は21日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第6シードの
M・ラオニチ(カナダ)を7-5, 6-4のストレートで下し、3年ぶり5度目のタイトル獲得に王手をかけた。
両者は今回が10度目の対戦となり、フェデラーはラオニチとの対戦成績を9勝1敗とした。
この試合、第1セット序盤は両者サービスキープが続くも、第11ゲームでラオニチのバックスライスがアウトしてブレークに成功し、その後のサービスゲームもキープして第1セットを先取する。
第2セットでも、第1ゲームからフェデラーがバックハンドのダウンザラインを決めてブレークし、最後はボレーを決めて1時間26分で決勝進出を決めた。
決勝でフェデラーは、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
過去同大会でフェデラーは、2004・2005・2006年と大会3連覇を達成し、その後2012年には6年ぶり4度目のタイトル獲得を果たした。
昨年は決勝でジョコビッチに逆転を許して5度目のタイトル獲得を逃しており、今回は3年ぶり5度目の優勝に王手をかけた。
《昨年同大会の決勝はこちら》フェデラーとジョコビッチは過去に37度対戦しており、対戦成績は20勝17敗でフェデラーがリードしている。
両者は先日行われたドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子の決勝でも対戦しており、その時はフェデラーが勝利して大会2連覇と7度目の優勝。今回はドバイに続く2大会連続優勝まであと1勝となった。
《フェデラー7度目V 通算84勝目》一方、敗れたラオニチは、今大会の準々決勝で第3シードの
R・ナダル(スペイン)を逆転で下してナダルから初勝利をあげ、大会初のベスト4進出を決めていたが、フェデラーを破ることは出来ずに決勝進出を逃した。
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