男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は16日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
A・マレー(英国)が第26シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-1, 3-6, 6-1のフルセットの末に下し、4回戦進出を決めた。
両者は今回が3度目の対戦となり、マレーはコールシュライバーとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。
この試合、マレーは5度のダブルフォルトを犯すも、ファーストサービスが入った時に71パーセントの確率でポイントを獲得し、コールシュライバーのサービスゲームを4度ブレークに成功して1時間50分で勝利をおさめた。
4回戦でマレーは、第14シードの
E・ガルビス(ラトビア)を6-4, 6-4のストレートで下した
A・マンナリノ(フランス)と対戦する。
過去同大会でマレーは、2009年の準決勝で
R・フェデラー(スイス)を下し、決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れるも準優勝を飾っている。
昨年は4回戦で
M・ラオニチ(カナダ)に敗れてベスト8進出を逃した。
《昨年同大会の記事はこちら》マレーは今シーズン、全豪オープンで準優勝を飾ってからはABNアムロ 世界テニス・トーナメント準々決勝で
G・シモン(フランス)に敗れ、ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子では準々決勝で18歳
B・コリッチ(クロアチア)に敗れてベスト4進出を逃した。
《マレー 期待の18歳に敗れる》マレーが4回戦でマンナリノに勝利し、今大会第5シードの
錦織圭(日本)が順当に勝ち上がった場合、マレーと錦織は準々決勝で対戦し、この結果で大会後に発表される世界ランキングでマレーと錦織の順位が入れ替わる可能性がある。
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