男子テニスのマスターズ大会、BNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は16日、シングルス3回戦が行われ、18歳で主催者推薦枠で出場の
T・コキナキス(オーストラリア)が元世界ランク10位の
J・モナコ(アルゼンチン)を6-2, 5-7, 7-6 (7-5)のフルセットの末に下し、マスターズ初の4回戦進出を果たした。
この試合、コキナキスはファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得し、モナコのサービスゲームを6度ブレークに成功して2時間46分の接戦の末に勝利をものにした。
第2セットの第8ゲームでは、モナコが股抜きショットで前に出てきたコキナキスの頭上を越すロブを決めるスーパーショットを披露する場面もあった。
マスターズ初のベスト8進出をかけてコキナキスは、4回戦で第8シードの
D・フェレール(スペイン)と第32シードの
B・トミック(オーストラリア)の勝者と対戦する。
18歳のコキナキスは今大会、1回戦で
J・シュトルフ(ドイツ)、2回戦で第23シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)を破りマスターズ初の3回戦進出を決めた。今回は元世界ランク10位のモナコに勝利して初のベスト16進出を果たした。
《18歳新鋭コキナキス シード破る》今シーズンでコキナキスは、1月に行われた全豪オープン1回戦で
E・ガルビス(ラトビア)をフルセットで下す金星をあげており、先日行われたデビスカップ ワールドグループ1回戦オーストラリア対チェコ共和国では、オーストラリア代表に選出されてシングルスに出場。
L・ロソル(チェコ共和国)を2セットダウンから挽回して破り、大逆転勝利をおさめてチームに貢献した。
《デビスカップの記事はこちら》
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