テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は19日、男子シングルス1回戦が行われ、 地元期待で主催者推薦枠で出場の
T・コキナキス(オーストラリア)が第11シードの
E・ガルビス(ラトビア)を5-7, 6-0, 1-6, 7-6 (7-2), 8-6のフルセットの末に破り、初戦突破を決めた。
両者は今回が初めて対戦となった。
この試合、観客は地元期待のコキナキスを応援。コキナキスがゲーム、セットを取るたび会場は大いに盛り上がった。
コキナキスは29本のサービスエースを決められるも、ファーストサービスが入った時に70パーセントの確率でポイントを獲得した。さらに、ガルビスのサービスゲームを7度ブレークに成功。観客の声援を受け4時間6分で大接戦をものにした。
2回戦でコキナキスは、同胞の
S・グロス(オーストラリア)と対戦する。
18歳のコキナキスは現在世界ランク147位で、先日行われたブリスベン国際男子に主催者推薦で出場し、2回戦で同胞の
B・トミック(オーストラリア)に敗れてベスト8進出を逃した。
《ブリスベン国際男子の記事はこちら》過去同大会では昨年、主催者推薦で大会初の本戦に出場し、1回戦で
I・セイスリン(オランダ)を下すも、2回戦で
R・ナダル(スペイン)に敗れて3回戦進出とはならなかった。
一方、敗れたガルビスは、昨年の全仏オープン4回戦で
R・フェデラー(スイス)を破り、準々決勝で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を下して自身初グランドスラムのベスト4入りを果たしていた。しかし、その後は思い通りの成績を残せず、昨シーズンを終えていた。
《ガルビス、初4強に「理解できない」》
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