3月6日から8日にかけて行われる男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対カナダ戦は8日、大会最終日のシングルス2試合に日本のエース
錦織圭(日本)と
伊藤竜馬(日本)が登場し、2年連続ベスト8進出をかけて
M・ラオニチ(カナダ)、
V・ポスピシル(カナダ)と対戦を予定している。
日本は大会初日のシングルスで、第1試合に登場した伊藤竜馬が世界ランク6位のラオニチと対戦し、伊藤竜馬はビックサーバーであるラオニチの強烈なサービスを崩すことが出来ず、ストレートで敗れてカナダに先に1勝を許した。
《伊藤 ラオニチに完敗》第2試合に登場した錦織は、世界ランク62位のポスピシルと対戦。錦織がエースの意地を見せてストレートで下し、日本はカナダから1勝あげて1勝1敗に並んだ。
《錦織勝利 日本1勝1敗》1勝1敗で迎えた大会2日目のダブルスに日本からは
添田豪(日本)と
内山靖崇(日本)が出場。複でグランドスラムの優勝経験を持つダブルス巧者の
D・ネスター(カナダ)/ ポスピシル組と対戦し、ファイナルセットに持ち込む健闘を見せるも敗れ、日本は通算1勝2敗とカナダに逆王手を許してあとがなくなった。
《日本 カナダに2勝目許す》勝敗のかかる大会最終日で日本は、1勝2敗とあとがなくなってしまったため、シングルス2戦ともに勝利しないと準々決勝進出を逃してしまう。
第1試合目には両国のエースが登場し、錦織は第2試合に望みをつなぐため、ラオニチはカナダをベスト8進出に導くため戦う。
錦織とラオニチは過去に6度対戦しており、対戦成績は4勝2敗で錦織がリードしている。
直近の対戦となったのは、今年1月に行われたブリスベン国際男子の準決勝で、その時はフルセットの末にラオニチが勝利して決勝進出を決めた。
錦織が最後にラオニチに勝利したのは、昨年10月に行われた楽天ジャパン・オープンで、その時も両者はフルセットの接戦となっていた。
第2試合には日本からは伊藤竜馬、カナダからはポスピシルが出場する予定となっており、両者は2011年のチャレンジャー大会で1度だけ対戦しており、その時はポスピシルがストレートで勝利している。
勝敗を分ける大会最終日は、日本時間9日午前5時(現地時間8日午後2時)から行われる。
日本とカナダ戦の組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:
●伊藤竜馬 vs
○M・ラオニチ 2-6, 1-6, 2-6
・シングルス第2試合:
○錦織圭 vs
●V・ポスピシル 6-4, 7-6 (7-5), 6-3
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:
●添田豪/ 内山靖崇 vs
○D・ネスター/ V・ポスピシル 5-7, 6-2, 3-6, 6-3, 3-6
【大会3日目】
・シングルス第1試合:
錦織圭 vs M・ラオニチ
・シングルス第2試合:
伊藤竜馬 vs V・ポスピシル
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