男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード、賞金総額494,310ドル/優勝賞金8万ドル)は8日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
M・ラオニチ(カナダ)が
M・ククシュキン(カザフスタン)を6-3, 6-4のストレートで下し、大会初のベスト8進出を決めた。
この試合、ラオニチは試合を通して17本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に90パーセントと高い確率でポイントを獲得、ククシュキンに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開した。さらに、4度のブレークチャンスから2度のブレークに成功し、1時間で勝利をものにした。
準々決勝でラオニチは、
S・グロス(オーストラリア)と対戦する。
ラオニチと同大会第2シードの
錦織圭(日本)が、それぞれ準々決勝で勝利した場合、両者は準決勝で対戦することとなる。両者は過去に5度対戦しており、対戦成績は4勝1敗と錦織がリードしている。
過去同大会でラオニチは、2013年に出場しており、初戦となる2回戦で
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。ストレートで敗れてベスト8入りを逃した。今回は初の準々決勝進出となった。
世界ランク8位のラオニチは昨シーズン、ウィンブルドンでグランドスラム初の4強入り、その後のシティ・オープンで優勝、11月のBNPパリバ・マスターズでは、準決勝で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を下して大会初の決勝進出を果たし、決勝では
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも準優勝を飾った。この大会の活躍により、ラオニチは自身初となる最終戦の出場権を獲得した。
《ラオニチ 「最も大きな勝利」》最終戦では、予選ラウンドロビンで
R・フェデラー(スイス)、
A・マレー(英国)に敗れ、予選3試合目となった錦織との対戦は、試合前に怪我のため棄権を申し入れ、2014シーズンを終えていた。
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