男子テニスの上位8選手によって争われる今季の最終戦、バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ ロンドン、賞金総額650万ドル)は13日、グループBの予選ラウンドロビン3試合目が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)は第7シードの
M・ラオニチ(カナダ)との対戦を予定していたがラオニチの怪我による棄権のため、急遽世界ランク10位の
D・フェレール(スペイン)と対戦することが決まった。
両者は9度目の対戦となり、これまでの対戦成績は5勝3敗と錦織が優勢としている。
先日行われたBNPパリバ・マスターズ準々決勝では錦織がフェレールを下し、最終戦出場を自ら決めている。
錦織は予選ラウンドロビン1勝1敗としており、錦織は敗れた場合も準決勝に進む可能性があるが、フェレールに勝つと準決勝進出に近づく。
同じグループB、他の選手の結果は
R・フェデラー(スイス)が2勝、
A・マレー(英国)が1勝1敗としている。
今大会グループAには
N・ジョコビッチ(セルビア)、
S・ワウリンカ(スイス)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
M・チリッチ(クロアチア)がおり、グループBにはR・フェデラー、錦織圭、A・マレー、M・ラオニチが出場している。
予選ラウンドロビンを1勝する度に200ポイントが付与され、各グループの上位2名が準決勝に進出することができ、決勝に進出するとさらに400ポイント、優勝するとさらに500ポイントが付与され、全勝優勝の場合1500ポイント付与される。
また今大会の賞金は出場者に15万5千ドル(約1736万円)、予選ラウンドロビン1勝につき15万5千ドル(約1736万円)、全勝優勝した場合207万5千ドル(約2億3千万円)が与えられる。
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