現地26日に行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)の男子シングルス1回戦、第2シードの
R・フェデラー(スイス)と
M・マトセビッチ(オーストラリア)の試合をバスケットボールの元スーパースター、マイケル・ジョーダンが観戦した。
テニスとバスケットボールというそれぞれの分野で史上最高とも評されるフェデラーとジョーダン。
グランドスラムで歴代最多となる17度の優勝を誇るフェデラー、一方のジョーダンはNBA(アメリカプロバスケットボールリーグ)でシカゴ・ブルズを2度の3ピート(3連覇)に導くなどNBAの歴史に数々の金字塔を打ち立てている。
この両者の共通点の一つが、世界を代表するスポーツブランド「ナイキ」のウエア・シューズを着用していることだ。
この試合、観客そしてテレビ中継で視線を集めたのがフェデラーの足元。
その理由は、シューズのシュータン部分にジョーダンの代名詞「エアジョーダン」のアイコンとなっているジャンプマンマーク(ジョーダンがダンクをするシルエット)がデザインされ、つま先・かかと部分はグレーにブラックの柄が施された、さながら「エアジョーダン3」を彷彿とさせるデザインで、自身のフェイスブックやホームページで「NIKECOURT ZOOM VAPOR AJ3」というシューズ名で公開されていた。
試合の結果は、同大会5度の優勝を誇るフェデラーがマトセビッチを6-3, 6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下し2回戦へ進出しており、次戦のフェデラーのシューズにも注目が集まる。
■関連記事■ ・フェデラー 2回戦進出・フェデラー「去年とは大違いだ」・フェデラー 全米に向け自信増す・フェデラー ナダルを抜けるか・フェデラー80勝達成、全米に期待
■関連動画■ ・”マッチポイントから逆転する秘訣”・フェデラーvsアンダーソン