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男子テニスツアーのチェンナイ・オープン（インド/チェンナイ、ハード、賞金総額458,400ドル/優勝賞金7万3,400ドル）は７日、シングルス２回戦が行われ、昨年覇者で第１シードのＳ・ワウリンカ（スイス）が１８歳のＢ・コリッチ（クロアチア）を6-1, 6-4のストレートで下し、準々決勝進出を決めた。

両者は今回が初めての対戦となった。

この試合、ワウリンカはファーストサービスが入った時に９２パーセントと高い確率でポイントを獲得し、コリッチに１度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開した。さらに、３度のブレークに成功して１時間１１分でベスト８入りを果たした。

準々決勝でワウリンカは、第８シードのＧ・ミュラー（ルクセンブルグ）と対戦する。

過去同大会でワウリンカは２０１１年と２０１４年に優勝しており、２０１１年は決勝でＸ・マリス（ベルギー）、２０１４年はＥ・ロジェ=ヴァセラン（フランス）を下して優勝を飾った。今回は大会３度目で２連覇を狙う。

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昨年は同大会で優勝した後、全豪オープンでＮ・ジョコビッチ（セルビア）、Ｒ・ナダル（スペイン）らを破ってグランドスラム初のタイトル獲得を果たした。

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一方、敗れた１８歳で世界ランク９５位のコリッチは、２０１４年１０月のスイス・インドアでナダルを破る快進撃を見せ、大会初のベスト４進出を決めた。さらに昨年は、ATPランキングトップ100の最年少選手として「スター・オブ・トゥモロー賞」を受賞した。今回は前回覇者のワウリンカに圧倒され、ベスト８入りとはならなかった。

また、同日行われたシングルス２回戦では、第４シードのＤ・ゴファン（ベルギー）がＲ・ベランキス（リトアニア）を6-0, 4-6, 7-6 (7-1)のフルセット、Ａ・ハイデル=マウアー（オーストリア）がＪ・ヴェセリ（チェコ共和国）を6-7 (3-7), 6-4, 6-4の逆転で下し、ベスト８入りとなった。

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