男子テニスツアーのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、賞金総額1,221,320ドル/優勝賞金19万5,000ドル)は7日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が
S・スタコフスキ(ウクライナ)を6-2, 6-1のストレートで下し、大会初の準々決勝進出を決めた。
両者は今回が4度目の対戦となり、ジョコビッチはスタコフスキとの対戦成績を4勝0敗とさらにリードした。
この試合、今大会初出場となったジョコビッチはファーストサービスが入った時に85パーセントと高い確率でポイントを獲得し、スタコフスキに1度もブレークを許さないサービスゲームを展開した。さらに、4度のブレークに成功して1時間1分で勝利をおさめた。
準々決勝でジョコビッチは、第7シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と対戦する。
世界ランク1位のジョコビッチは、アラブ首長国連邦のアブダビで1月1日から行われたエキシビションに出場していたが、
A・マレー(英国)との決勝を発熱のため試合前に棄権を申し入れ、大会4連覇とはならなかった。
《ジョコビッチ 棄権の記事はこちら》今大会の出場も危ぶまれたが、
D・ラヨビッチ(セルビア)とのシングルス1回戦ではその影響を全く感じさせないプレーを披露していた。
一方、ジョコビッチと対戦するビッグサーバーのカルロビッチは、今大会1回戦の
L・ロソル(チェコ共和国)との試合でサービスエース数がキャリア通算9,000本を達成。歴代3位のエース数となった。
サービスエース数の歴代1位は
G・イバニセビッチ(クロアチア)の10,183本、2位は
A・ロディック(アメリカ)の9,074本となっており、カルロビッチはそれに次ぐ3位となった。
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